音楽関係学術イベント開催助成金– 学会活動 –

2025年度「音楽関係学術イベント開催助成金」第1期公募のお知らせ

これまでの音楽関係学術イベント開催助成金の採択企画は、採択企画一覧をご覧ください。

(2024年10月7日 一部改訂) 

 2025年度第1期公募を開始いたします。2025年4月~2026年3月の間に実施予定の企画が対象で、応募締切は2024年12月末日です。
 この制度は、旧支部横断企画の目的を受け継ぐ形で構想され、2022年度の総会にて承認されました。これまでの枠組みを踏襲しつつ、支部横断という条件を廃し、新たに国際シンポジウムの開催や海外研究者の招致、または演奏つき学術イベントの開催など、個人の予算では限界のある音楽関係学術イベントへの助成または協賛という形で会員の活動を支援することを目的とします。ただし、学会の催し物として、一定の学術性を有することを選考の基準といたします。
 選考は常任委員会で行い、企画に応じて助成金を支出するとともに、会報やホームページ、公式X(旧Twitter)などを使って、広報のお手伝いもいたします。企画の実施は基本的には応募者の責任で行っていただきますが、場合によっては、実施に関わるノウハウの提供などのサポートもいたしますので、その種の経験や人脈の乏しい若い会員の方々なども積極的にチャレンジしてみてください。助成金は原則として応募者本人の口座に振り込みます。
 助成金は企画全体をまかなう十分な額というわけにはいきませんが、参加費の徴収や、地元の企業などとタイアップ、大学機関との連携など、企画に応じたさまざまな工夫をしていただければと思います。なお、有料イベントの場合は営利を目的としないことを条件とし、その根拠資料の提出を求める場合があります。

応募要領

  1. このページにある応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、電子メールに添付し、下記本部事務局宛にお送り下さい。なお、郵送やファックスでお送りいただいても結構です。
  2. 企画の内容について格別の限定は加えませんが、全国大会や支部研究会などの従来の枠組みでは実現しにくいような企画を優先的に採用します。また、全会員に広く開かれた催し物であることが前提であり、特定のグループで行っている研究会や非公開の調査活動などは基本的に助成対象にはなりません。
  3. 応募の締切は第1期と第2期の2回とします。それぞれの企画実施時期および選考時期は以下のとおりです。選考を通過した企画については、ウェブサイトなどを通じて詳細を全会員に告知します。

    第1期12月末日締切
    次年度中に開催予定の企画が対象です。2月末までに常任委員会での選考を終え、結果を通知します。
    第2期6月末日締切
    当該年度9月から年度末までの間に開催予定の企画が対象です。8月末までに常任委員会での選考を終え、結果を通知します。
  4. 助成の総額は年間20万円程度で、上記締切各期につき、原則として年間予算の半額程度を充当します。また、年間2件程度の助成を想定していますが、応募の状況に応じて臨機応変に対応します。
  5. 成果を学会の活動として会員に公開するとともに蓄積してゆくために、企画終了後、会報と学会ウェブサイトに報告記事と参加者による傍聴記を掲載いたします。企画を提案された主催者には、報告記事の執筆と傍聴記執筆者(会員)の手配を行っていただきますので、ご承知おきください。傍聴記執筆者への交通費は、本部事務局からお支払いいたします。 実施後1ヶ月を目処に報告記事・傍聴記・会計報告(収支決算報告書、帳簿、領収書〔コピー可〕)を本部事務局へご提出いただきます。

    報告記事と傍聴記について
     字数:1,500字以上
     締切:企画終了後1ヶ月後
  6. この件についての問い合わせはすべて日本音楽学会本部事務局でお受けいたします。

ダウンロード用ファイル

応募用紙(PDF)
応募用紙(Word)