シンポジウム「演奏を読む:演奏解析ツールと演奏解析によるテンポ・ルバートの実践分析」
ある曲がどのようなものであったかを理解したい場合、楽譜や文献に記載された情報に加えて、演奏の記録を活用できないでしょうか。本シンポジウムでは、登壇者らが示す演奏解析の実践例を糸口として、「演奏を読む」方法を考察します。また、日進月歩の演奏解析ツール開発の最新の動向についても情報提供してもらうことで、現段階で何ができるのか、これから何ができそうか、演奏解析の可能性について検討します。
企画代表|鷲野彰子(西日本支部)
日時|2024年12月8日(日)12:00開始(18:00終了予定)
場所|中之島芸術センター「スタジオ」(大阪大学中之島センター3階)
〒530-0005 大阪市北区中之島4丁目3-53
言語|日本語・英語
第1部:演奏解析ツール開発の現在
印藤海翔, 山本邦雄, 尾下真樹(九州工業大学)、Yucong Jiang(リッチモンド大学)、Craig Stuart Sapp(スタンフォード大学)、中村栄太(九州大学)、奥村健太(名古屋工科専門職大学)
第2部:演奏解析で読み解くテンポ・ルバートの実践分析
鷲野彰子(福岡県立大学)、上田泰史(京都大学)、高橋舞(日本学術振興会)、Hermann Gottschewski(東京大学)
コメンテーター:伊東信宏(大阪大学)
主催:科学研究費基盤研究(B)「20世紀前半の歴史的演奏とピアノロールの演奏解析によるルバート奏法分析」(2022~2026年度、研究代表者:鷲野彰子)
助成:日本音楽学会、協力:大阪大学音楽学研究室